二酸化ケイ素を製造するための炭化プロセスでは、液体のケイ酸ナトリウム（水ガラス）を二酸化炭素と反応させて二酸化ケイ素（ホワイトカーボンブラック）と炭酸ナトリウムを含む廃液を生成します。このプロセスで使用される二酸化炭素は、水ガラスの製造に使用される窯の排気ガスから供給されます。低濃度から中濃度の二酸化炭素排気ガスは、有機アミンで改質されたマクロポーラスホワイトカーボンブラックを通して分離され、二酸化炭素の 90% 以上が回収され、二酸化炭素の排出量が削減されます。二酸化炭素が回収されると同時に、窯の排気ガスの熱エネルギーも回収され、ホワイトカーボンブラックの製造に使用するための蒸気と温水が生成されます。その後、廃液は蒸発および結晶化されて固体の炭酸ナトリウムと凝縮液が生成され、システム内で製造水としてリサイクルされます。その後、炭酸ナトリウムは窯に戻され、ケイ酸ナトリウム製造の原料として使用され、ナトリウムと炭素のサイクルが完了します。

1.現在、炭化シリカの一連の製品の配合の小規模テストが完了し、パイロットテストが進行中です。

2.2024年12月に、既存のタイヤ型シリカを炭化製品に置き換えるパイロットテストを完了し、顧客に受け入れられました。

3.年間3万トンの炭化パイロット生産ラインの建設が2025年4月までに完了し、稼働する予定です。

4.年間25万トンの炭化シリカプロジェクトの設立と投資建設は3〜5年以内に完了します。